最近、何かが変わる気がしている。いや、実際のところ変わり始めている。これからに期待している自分がいる。世界が開ける要素がいくつか見つけられて、なんというか、結構斬新である。自分が動かなければ、世界は朽ちていくだけな気もしていたのは、確かに…
嵐の夜。私は、嵐が過ぎ去っていくのをただ待っている。どこまでも続く、インターネットの中で、居心地の良い場所を探している。とにかく何かをアテにしたくて、さして興味のない動画を流して、これからいくらかしたら眠りにつくはずだ。こんな日々が、たし…
とにかく暑い。マジでどうにかなりそう。今年の夏は、何もすることがなくて、このままではつまらない夏になってしまう。だから、少し仕事を頑張ってみようと思う。予てから新商品を構想していた。それを試行錯誤し、製造テストを行い、カタチにしようと企ん…
話の続きをしよう。 私の友人がキャバクラにハマっている。キャバクラとは、擬似恋愛を楽しむ場所である。それを、本気にしてしまった「バカなやつ」はどこにでもいるのだとすこし感動している。やはりどう考えても、キャバクラに行くことは負け試合に向かう…
今、キャバクラにハマっている、友人がいる。無論私ではない。それはもう、キャバ嬢にメロメロである。そもそも、なぜ、男はキャバクラに行きたがるのか。それは、なぜ男は女の人が好きなのか、という男の本能を疑問視するのに等しい。理屈抜きに男は女の人…
噂は真実から離れていくものだ。それをここ最近よくよく感じる。私は弓道をやっているのだが、所属支部とは異なる支部へと足繁く通っている。すると、良く思わない人々が出てくる。「あいつは、他の支部の先生への元へと習いに行っている」と噂は広まる。こ…
書かなければ、書けなくなる。とはよく言ったもので、確かに何を書けばいいのか、わからない。近況と織り交ぜてこの「読書log」を書いていたけれど、もはや4ヶ月も過ぎてしまえば、それはどこからが近況なのか、かいつまんだ話をしても仕方ない。このブログ…
お久しぶりです。ご無沙汰しております。と、言えば、連絡をしなかったことも帳消しである。「連絡はしなかったけど、会いたかったですよ(あなたのことを案じていたのですよ)」となる。日本語は、本音と建前で構成されている。難しい(てか、めんどくせぇ…
ちょっとだけの、恋をしている。あの人いいなぁ、と思う人がいる。まだほとんど知らない。数回だけ話した程度でしかない。もうちょっと知りたいなと思っている。話しかけたいけど、なかなか話しかけるのもむつかしい。どんな話したらいいか、とか考えてる時…
年の年末から、何とも忙しい日々を送っていた。異物のクレーム対応、度重なる取引先による監査。詐欺師に出会ったり、友人が悪徳商法らしき仕事に就いていたり、何でもありなんだなと思うこの世界。その反面、良いことにも出会っている。ステキな女性と知り…
恋愛小説は、何か嫌だなと思っている。誰と誰が付き合っているとか、別れたとか、ほかの人の恋愛話なんて、その程度のものでいいのではないか。「私はこれだけ思っているのに、あの人は…」なんて聞かされた日には、オ、オェー…ゲロゲロゲロ、ゲロゲロゲロ…。…
明けました。今年も、着実に明けた模様で何よりであります。前々から、「あと少しで明けそうよ」「そろそろだぞ」などと前触れも申し分なかったと思われます。明けまして、おめでとうございます。本年もどうぞよろしく。今年は、申年。どうしても「去る」と…
そう言えば、最近ハマっていた動画は格闘技。中高生の頃、毎年大晦日になると、K-1とか総合格闘技とかやってて、かなり楽しみにしていた。また見たいなとか思って検索したらあったのでずっと見てた。またちょっと虜だった。二つの強靭な肉体が躍動するリン…
箱男。ダンボールを膝上まで被り、その一切で生活する男。視界分の窓を開け、音を拾えるように耳の位置に穴が空いている。その穴の一部にS字フックをかけ、ラジオや懐中電灯などをかけて、なるほど便利そうである。街に動く箱があれば、必ず目につくはずな…
さて、『やりたい事をすべてやる方法』。文中から漂う腰が低さ。なかなか好印象である。多くの自己啓発的な本は、上から目線で、こうなれば幸せになれんぜ?って言われてる気がして、萎えることが多い。「あー、はいはいわかりますわかります」を繰り返して…
半月ぶりの更新となり、少しだけ反省している。素直に言えば、本に手が伸びなかった。読まなければ、と思うこと自体がストレスに変わってしまった。それには…まぁ、積もる話もあるが、まずは乾杯といこうじゃないか。 私にとって、須藤元気は人生を豊かにし…
このブログは、小説家の方々が、必死に情熱と狂気をかけて書き上げたものを評価することになっている。その裏側を知らずに評価するのと、知っていて評価するのは違うだろうと。そう思ったわけである。もっとすると、同じ土俵に立っていないといけないのかも…
大学のゼミの同期が結婚をした。新たな門出は、筆舌に尽くし難い。できる限りの祝福を送る。すると、牧師が「二人は夫婦になりました」的な発言をする。それだけは、どうしても違和感があるのだけど。新郎新婦のスピーチも良かった。二人の軌跡を知り、その…
猫つながりで、伊坂幸太郎著『夜の国のクーパー』を手に取った。あ、猫が出てくるんすよ。ある時、国が「鉄国」という八年前まで戦争をしていた相手国から支配を受けることとなる。その一部始終を猫が語り、支配される国の人間模様を実況してくれる。猫は、…
僕が死ぬまでの七日間の話。余命宣告を受けていた主人公が、急遽、明日死ぬことになった。そこに悪魔がひょっこり現れて、何かを捨てる代わりに、寿命を一日増やしてあげると言うのだ。何かを失う度に、気づかされる。人間は、失って初めて気づくことが多い…
〈粗忽長屋〉という落語がある。そそっかしい男が、自分が行き倒れになったことも気づかず、生きている。 「おーい、行き倒れだ、見てってくれ」 「お、何だ何だ」 「お前さん、この男を知らないか」 「熊五郎じゃないか!」 「知ってるのか」 「知っている…
かつての後輩と飲んでいて、勧められた本だった。「森見登美彦の本の中で『超釈 走れメロス』が一番好きです」。面白いの?と聞くと、原作を知っていれば。と条件付き。原作を読んで映画を見ることはあったが、原作を読んで、そのリメイクの小説を読むことは…
なぜ、メロスは激おこなのか。恥ずかしながら知らなかった。ただ、『走れメロス』は有名すぎて、避けてきたのは否定できない。走れメロスって知ってる?と質問されれば、「あぁ、メロスって走るんでしょ?知ってるよ」って、何食わぬ顔して答えていたかもし…
洗濯と秋中。私は今、コインランドリーで乾燥待ちである。洗濯物がぐるぐるとドラム式の乾燥機で乾かされ、ふわふわになって仕上がる。これがまた、悪くない。本来であれば、日光に当たって乾いた洗濯物を取り込む方が良いのだが、替えのパンツがなぜか無く…
あ、オチた。と思ってしまったので、別枠。あまりにも『笑う月』の内容を省いてしまった。猛省している。これは著者の、夢と現実と創作の狭間17連発である。夢のなかの話なのか、現実に安部公房が考えているのか、創作の部分なのか、読者は迷い込むことなる…
これも、いわゆる積ん読だった。なぜ読み進められないのか、答えは至って単純、興味が湧かないからだ。もしくは、文章が難しい。或いは、文章に付いていけない。恐らく、その辺りで納得頂けるはずである。私は、詰まるのところ、文章に娯楽を求めている。軽…
ずっと読んでみたいと思っていたのが、ようやく読めた。何度かトライしていたものの、つまり、挫折していた。その正体たるや何者か。読み終えずしてそれが掴めるはずもない、と発破をかけてみた。それはそれで失敗だった。殊、『西の魔女が死んだ』において…
本屋さんで「グラスホッパー 映画化」というポップを見て、これは予習しなければと思い、読み返した。なんでこんなにもエンターテイメントを盛り込めるのか、不思議でならない。人を自殺させる自殺屋「鯨」。最愛の妻を殺した寺原長男への復讐を誓う「鈴木」…
以前勤めていた職場の同期が結婚した。しかも、国際結婚だ。なので、ささやかなパーティをした。初対面というだけでもよそよそしくなるのに、相手が外人だなんて、余計によそよそしくなった。でも、なんだか仲良く?しているようなので、ちょっと安心して、…
癒されたい、と唐突に思ってしまった。私ももう歳だな、と自虐的になる。時々、癒されるタイミングがある。それは、ホームセンターに行くときだ。ホームセンターに資材や備品を買いに行くときは、必ずと言っていいほどペットコーナーに立ち寄り、子犬や特に…