濃いお茶がこわい

ブログ名は、落語「饅頭こわい」のさげ。よく出来た話である。

コンタクトレンズをつけるとき

コンタクトレンズを付けてから、約一週間が経つ。すなわち、理性と本能の戦いも早一週間となった。

理性「出勤時間まで間も無いぞ、何をしておる…また貴様か!」

本能「何度でも立ち塞がってやるよ」

理性「ええい…下瞼を引き下げ、上瞼を吊り上げよ。眼球を最大限露出するのだ!」

本能「くははっ…」

理性「なにが可笑しい」

本能「本体、すげー顔してるぜ」

理性「ぷっ、笑わせるでない。ズレてしまったではないか、再度配置につけ!」

本能「口開ける前に目を開かせろよ。くくっ…」

理性「構うな。一呼吸入れ、レンズを確認した後、慎重に装着せよ!」

本能「だれが今まで身体を守ってきたと思ってやがる。瞬きさえでれば体制は崩れる、つけ込まれるな!」…。

毎朝、コンタクトが付かなくてイライラするので、こんな寸劇を思い浮かべることにしている。これも慣れるというからえらいものだと思う。そして、冬に鍋を食べるとき。眼鏡が曇るお決まりのシーンを、今後どなたかに譲ろうと、密かに思っている。

 

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